Skip to content
マンガ大賞2026

マンガ大賞2026ニ次ノミネート作品決定

本屋大賞と並んで、大注目なのが、マンガ大賞です。こちら過去の大賞受賞作品は、大ヒットとなっており、『葬送のフリーレン』も2021年の大賞受賞作です。

選考対象は2025年1月1日〜12月31日に単行本が発売された、最大巻数が8巻までの作品。選考員は書店員を中心とした有志(2026年度は94名が1次選考に参加)が行なっています。

マンガ大賞2026 二次ノミネート全12作品紹介


『妹は知っている』雁木万里(講談社)

著者紹介
2025年に『ありす、宇宙までも』でマンガ大賞を受賞し、2年連続のノミネートとなった実力派。繊細な心理描写と、どこかシュールで愛らしいキャラクター造形に定評があります。


あらすじ 外では「無能で退屈な男」を徹底して演じる兄。しかし、家の中では妹だけを爆笑させる「世界一面白い男」だった。兄がなぜ社会に対して自分を偽るのか、その切実な背景を妹の視点から描く、切なくも可笑しい兄妹コメディ。


『おかえり水平線』渡部大羊(集英社)

著者紹介
少年ジャンプ+にて瑞々しい感性で人間ドラマを描き、注目を集める新鋭。読者の心に静かに寄り添うような、温かみのあるストーリーテリングが特徴です。

あらすじ
都会での生活に挫折し、故郷の港町へ戻った主人公。祖父が営む銭湯を手伝う中で、父の隠し子だと名乗る少年が現れる。潮風と銭湯の湯気に包まれながら、バラバラだった家族の絆がゆっくりと再生していく物語。


『怪獣を解剖する』サイトウマド(KADOKAWA)

著者紹介
緻密な描き込みと、独自のSF的考察を武器にする作家。月刊コミックビームを中心に、エッジの効いた作品を発表しています。

あらすじ
日常的に怪獣が出現し、ヒーローによって倒される世界。その後に残される「怪獣の死体」はどうなるのか?怪獣を生物として捉え、その死体を解剖・調査する専門家たちの苦悩と発見を描く、異色の生態学ドラマ。


『サンキューピッチ』住吉九(集英社)

著者紹介
ハイパーインフレーション』でカルト的な人気を博した鬼才。圧倒的な画力と、一度読んだら忘れられない強烈なキャラクター描写が魅力です。

あらすじ
才能はあるが性格に大きな難を抱える投手たちが、己のプライドと美学を賭けてマウンドに上がる。野球というスポーツを、かつてない熱量とコミカルな演出で描き出す、破天荒なベースボール・エンターテインメント。


『邪神の弁当屋さん』イシコ(講談社)

著者紹介
日常の中に非日常を溶け込ませる独特のセンスを持つ作家。月刊アフタヌーン等で、読後の心地よさが残るファンタジー作品を手掛けています。

あらすじ
異世界から顕現した恐ろしい「邪神」が、なぜか商店街の小さな弁当屋でアルバイトをすることに。人智を超えた存在でありながら、手作りのお弁当を通して、人間たちのささやかな悩みや喜びに触れていくハートフル・ストーリー。


『「壇蜜」』清野とおる(講談社)

著者紹介
東京都北区赤羽』で知られるエッセイマンガの第一人者。独特の観察眼で、日常の違和感や怪しい隣人たちをユーモラスに描き出す名手です。

あらすじ
タレント・壇蜜という存在を、清野とおる独自の視点で解釈し、その不思議な魅力やシュールな日常をフィクションを交えて描く。一筋縄ではいかない「大人」のこだわりと、著者の鋭いツッコミが冴え渡る一作。


『友達だった人 絹田みや作品集』絹田みや(光文社)

著者紹介
SNSや読み切り作品で大きな反響を呼び、今最も単行本化が待たれていた若手作家の一人。透明感のある絵柄と、胸を突くような独白が特徴です。

あらすじ
かつては「友達」だったけれど、今はもう違う。そんな人間関係の移ろいや、言葉にできない寂しさ、そして微かな希望を切り取った珠玉の短編集。誰もが経験したことのある「心の擦り傷」を優しく癒やす物語群。


『人喰いマンションと大家のメゾン』田中空(原作)あきま(作画)(集英社)

著者紹介
緻密な構成を得意とする田中空と、スタイリッシュな絵柄が魅力のあきまによるコンビ。少年ジャンプ+でミステリー・ホラーの新境地を切り開いています。

あらすじ
「住人を喰う」という不吉な噂が絶えない呪われたマンション。その管理人となった青年は、怪異に怯えながらも、一癖も二癖もある住人たちと交流を深めていく。ホラーと日常が交錯する、スタイリッシュ・サスペンス。


『本なら売るほど』児島青(KADOKAWA)

著者紹介
丁寧な取材に基づいた、奥行きのある世界観を描く作家。ハルタにて、読者の知的好奇心をくすぐる作品を連載しています。

あらすじ
古本屋を舞台に、一冊の本がたどってきた数奇な運命と、それを手にする人々の想いを描く連作短編。本の中に挟まれたメモや、持ち主の癖。本という物体に刻まれた「記憶」を解き明かしていく、本好きのための物語。


『魔男のイチ』西修(原作)宇佐崎しろ(作画)(集英社)

著者紹介
魔入りました!入間くん』の西修と、『アクタージュ』の宇佐崎しろ。週刊少年ジャンプが誇る最強タッグによる、王道かつ革新的なファンタジー。

あらすじ
魔法という名の「恐ろしい生き物」が跋扈する世界。山で狩猟をして育った野生児の少年・イチが、美しくも危険な魔法を狩る「魔男(まおとこ)」として、世界を揺るがす戦いに身を投じていく魔法狩猟ファンタジー。


『RIOT』塚田ゆうた(小学館)

著者紹介
荒々しくも勢いのある線で、若者の「衝動」を描く新星。週刊少年サンデーにて、音楽やアートをテーマにした熱い人間ドラマを展開しています。

あらすじ
内に秘めた爆発的なエネルギーをぶつける場所を探している少年たちが、音楽や表現を通じて社会に対して「暴動(RIOT)」を起こしていく。圧倒的な疾走感とエモーションで描かれる、現代の青春群像劇。


『路傍のフジイ』鍋倉夫(小学館)

著者紹介
リボーンの棋士』など、一つの道に邁進する人間の内面を深く描くことで知られる作家。静かだが強いメッセージ性を持つ作風が支持されています。

あらすじ
職場でも存在感がなく、独身で質素に暮らす中年男性・藤井。一見寂しそうに見える彼だが、実は自分の好きなことに誠実で、誰よりも人生を謳歌していた。彼のブレない生き方が、周囲の疲れ切った人々の心に静かな波紋を広げていく。


今後のスケジュール

大賞発表は 2026年3月下旬が予定されています。

現在は選考員(書店員を中心とした有志)が全ノミネート作品を読み込み、最終投票を行っている段階です。2025年の大賞作品『ありす、宇宙までも』(売野機子)に続く、今年の一冊が何になるか注目が集まっています。

AO3(あおさん)/ 32mm 管理人

昭和生まれのアラフィフのええおっさん。ガジェット、キャンプ、食をテーマに、大人のこだわりを探求。実体験に基づいた、日々の生活を少しだけアップデートするヒントを発信中です。GR4の抽選販売に申し込みましたが、外れたようです。懲りずにまた次回!